刑務所からでてきた・・・

薬漬け治療からやっと退院した・・・

会社がつぶれてしまった・・・

どうやって生きていけばいいのかわからない

頼るべき人もいない

お金もない

不安で不安でたまらない

空を見よう・・・

神様やご先祖たちが君を見つめている

かれらはきっとこうささやいているだろう

「おめでとう！

世の中の多くの人たちは幸せそうに見えて

実態は見栄・損得・世間体のためのしがらみやストレスで

がんじがらめになっている人が多い

本当に人間として幸福に生きている人は少ないのだ

今のおまえにはそのしがらみやストレスが何もない

人生を一からやり直すには絶好のチャンスだ

それには世のため人のために全力を尽くすことだ

だからこそおまえは世の中や人々から感謝され

光り輝く人生が送れるようになる

そのためには心と頭と体をしっかりと使う

ただそれだけのことだ

ただし、使う順番を間違えてはいけない

１．まず胸にある心を研ぎ澄まし全開にしろ

そうすれば世の中の人々が何を必要とし

何に困っているか感じることができる

２．それから頭にある脳を使って考える

どんな難問にぶち当たっても

周囲や状況（森）をみて冷静に判断すれば

解決の光や糸口が必ず見えてくる

３．そうなったらあとは体を無駄なく使って行動に移すだけだ

それだけのことだ

まちがっても心にふたをして頭だけで人生を考えてはいけない

見栄・損得・世間体という

落とし穴にはまってもがくだけの人生になる

そこには感動的な人生など存在しないのだ

どんなにかしこくお金儲けをしても

感動のない人生など何の意味もないのだ

感動に満ちた本物の人生がおくれるようになると

人生の一会一瞬が宝石のように輝きだす

そのためにはまず自分自身が

胸にある心を全開にしなければならない

だからこそ相手だって心を開いてくれるのだ

そうやって世のため人のため

自分の人間力を使って何かをするならば

相手は感謝の気持ちとそれなりの報酬をくれる

といっても人それぞれで

気前のいい人もいれば渋い人もいる

そんなことでいちいち人を恨んだりきらいになっては

自分という人間のうつわが小さくなるだけでなく

生きる世界も狭くなる

たとえ少ない報酬でも

世のため人のために働いたお金で食べる夕食は美味しいのだ

また世のため人のために何かをしたからといって

お金にならないことも多い

だけどそんな人間の行為にこそ人は心を打たれるのだ

たとえどんな高級ブランドの衣服をまとうより人を魅了するのだ

お金や学歴や人脈がなかろうと

すべての人に人間愛を持ち

心と頭と体をしっかりと使うならば

人間はまちがいなく

感動的な人生がおくれる！

つまりは幸福になれるんだ！」

てね！