忖度社会の終焉

 


戦後の高度成長期

日本はあらゆる分野で急成長を成し遂げた

それは大きくわかりやすい目標に対して

強いリーダーシップを持つ者が細かい事に頓着せず

集団を力強く引っ張ったからこそ成し遂げられたのだ

だからこそ「上意下達=忖度の概念」も必要・必然だった

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ところが現代は違う

物質文明は飽和状態となり

​これからはより繊細で豊かな感性が求められる

それには何よりそこにいるすべての人の感性が必要となる

そのためにはそこにいるすべての人が

言いたい事や言うべき事を言える空気にしないといけない

そうする事でまず何よりその小さな社会の居心地が快適となる

そうすれば喜怒哀楽の花や火花が咲き乱れるようになる

もちろんケンカも時には必然として起こるだろう

そんな時に大切な事は何か?

とことん言いたい事や言うべき事を

お互いが背中を向けずに言い合う事が大切だ

絶対に力や権力で解決しようとしてはいけない

そうすればどうなるか?

お互いの個性や特性が理解しあえるようになるのだ

そうすると翌日からお互いが気持ちよく挨拶できるようになる

つまり言いたい事を言い合って背中を見せず真剣にケンカをした

だからこそ親しき友に成り得るのだ

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次々と明らかになる

ジャニー喜多川氏の壮絶なセクハラ問題

70歳代の二人の男性までもが重い腰を上げ告発会見を開いた

このままでは気持ちよく天国に行く事は出来ない

今までは告発したって日本の腐敗した忖度社会にもみ消される

しかし海外のジャーナリズムと勇気ある日本の若い告発者達が

そんな流れを変えつつある

ここで声を上げなければ私は死んでも死にきれない

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人間社会に腐敗をもたらす日本の腐敗した忖度社会

それは日本の政治にも言える

旧統一教会に忖度し続けた岸信介・安倍晋三

そして彼らが牛耳った自民党政治

そんな自民党に忖度せざるを得ない経済界やマスコミ

君達がいい大学を出てそれらに就職するならば

君達もまたそんな腐敗した忖度社会を受け継ぐ事になる

賢者たる者

負のスパイラルに飲み込まれてはいけない

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