現代日本が歪めた忖度の概念

 


人間社会において

人間同士がいつどんな時でも相手の心情を推し量る

そうする事でより良い人間交流につながり

より良い社会を築く事ができる

忖度(そんたく)とは本来

そんな人間のあるべき心情を

前向きにとらえた言葉として生まれたものである

ところが現代の日本社会がその概念を歪めつつあるのだ

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安倍政権が忖度し怪物化させた旧統一教会問題

歌舞伎業界が忖度し怪物化させた市川猿之助問題

芸能マスコミが忖度し怪物化させたジャニー喜多川問題

中古車業界が忖度し怪物化させたビッグモーター問題

これらの怪物はすべて

周りの人間が悪い忖度をしたからこそ生まれたものだ

人間社会の幸福よりも自分の得になる事を優先した

だからこそ「悪」だと知りながら逆らえなかったのだ

裏を返せばこれらの事件は決して特殊な問題じゃない

日本の大人社会にも子供社会にも共通する原理だ

力や武器も善用するか悪用するかで結果は180度違う

忖度もまったく同じなのだ

つまり

人間社会を幸福に導く良い忖度は大いにやらなければならない

その反対に

人間社会を不幸に導く悪い忖度は絶対にしてはならないのだ

そしてその判断は君自身が

いつでも、どんな場面でも、誰が相手でも


一会一瞬真剣勝負

の精神で下さなければならないのだ

それができなければ

いくら有名大学出身者であろうと

どんな大金を持っていようと

人間は幸福な人生を歩む事はできない

幸福な社会も築く事は出来ない












 


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