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人生の何が素晴らしいといえば

何事にも、誰にでも

常に真剣勝負をしなくてはいけないところにある

人間は物心ついた時から死ぬまで

朝起きたら夜寝るまで

これの連続なのだ

なんとわくわくする素晴らしいことだろうか

なあなあや馴れ合いでなく

真剣勝負だからこそ

毎日のあらゆる出来事との出会い

あらゆる人との出会いが楽しくて仕方がなくなるのだ

だからこそ若いあなた達に言いたい

人生の落とし穴を自分で作ってはいけない

それはどういうことかと言えば

「真剣勝負できない人間関係を作ってはいけない」

と、いう事だ

真剣勝負できないとはどういうことか

それは小さな不正や、小さなイジメに

世間体や周りの目を気にして

何も感じず、何も言わず、何も行動しない

見てみぬ振りをしてしまう

と、いう事だ

人間はたった一度でも感じるべき時に感じず

言うべき時に言わず

行動すべき時に行動しない

と、どうなるか

それは小さな後悔

小さなストレスとなって自分の中に残る

それを繰り返すとどうなるか

それが習慣となってしまい健全な心を保てなくなる

そんな大人になっては人生は一つも面白くなくなるのだ

耐えるだけの人生になってしまうのだ

それを良しとしない昔の人はある言葉を考えた

「武」

これは人と人がぶつかり合って火花が散っている

それを止めるという事だ

「無駄な争いや弱い者いじめは放って置く訳にはいかない」

そんな勇気と慈悲と人間愛に満ちた

言葉であり文字なのだ

人間社会は「武」の骨組みなくては成り立たない

少なくとも国家の体を成すものはすべてそうだ

しかし、あくまでそれは国家という大きな枠組みでの事だ

また、それを成し得た者が政治権力を握るのだ

しかし、われわれ一人一人が生きる社会はもっと小さい

学生であれば一つのクラスであるし

仕事をする者は一つの職場である

それは国家の武の概念の及ばぬところである

では、そんなそれぞれの小さな社会で

不正やいじめが起こったらどうするのか

そんな事は自分には関係ない・・・

それは違う

少なくとも心と体が健康であるならば

不正やイジメは止めさせなければ

「本人達の為にも自分達の小さな社会の為にもならない」

と、感じるはずだ

神様が人間の愛と勇気と知恵と行動力を試しているのだ

そんな金銭欲でもなく,出世欲でもない

だれよりも純粋な武の心を持っていた若者がいた

坂本龍馬だ

彼は、だれもが当たり前で仕方がないと思っていた

いわれなき身分差別に

たった一人で立ち向かって行き

その元凶である徳川幕府までをも終わらせたのである

坂本龍馬のように大事はなさなくとも

若いあなた達がそれぞれの小さな社会で

純粋な武の心を持って毎日を痛快に幸福に生きるならば

あなた達の行く社会もまた痛快で幸福になれるのだ




 

 

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