生きる意味、働く意味がわからないなら教えよう
人間として人生の大海原を痛快に泳ぐ方法を
その1
まず自分を含むすべての人に愛情を持て
逆に言えば
嫌いな人間を造れば造るほど
おまえの人生は狭くなり、つまらなくなる
だから何が何でもすべての人に愛情を持て!!
もちろんまず第一に自分の個性を認め
自分を好きになれ
いやでも好きになるんだ
それを毎日の習慣にしろ
一ヶ月もしたら
おまえの心も顔も体も見違えるようになる
(神様がそういう仕掛けをしているんだ)
その2
風呂にでも入って身だしなみを整えろ
準備ができたら出発だ
何でもいいから自分なりに気合を入れろ
その3
家を出て電車に乗って知らない街に出ろ
そしてその町の景色をゆったりと眺め歩きながら
目に映るすべての人間を肌で感じろ
すべての人間は幸福になるために生まれてきたのだ
それを思うとすべての光景がほほえましく見えてくる筈だ
その4
そしてもしも
何か困っている人がいたらしめたものだ
「どうかしましたか」
と声をかけろ
そしてその人の役に立ってあげるのだ
人目や世間体など一切気にしてはいけない
真剣勝負で人助けをやれ
かといって
ありがためいわくという言葉もある
相手が自力で前に進めるようになったら
さっとひけ
その5
役に立ってあげた相手の人は
きっと喜んで
「ありがとうございました、おかげさまで助かりました」
とお礼の言葉をくれるだろう
まちがってもお礼の金品など受け取ってはならない
相手の感謝がお前の胸の魂に響く筈だ
やったな、いい事が出来たな
おいしいと思え!!
その6
腹がへっただろう
今日は幸運にも人助けが出来た
なんでもいい、めしにしろ
おかずはさっきもらったお礼の言葉とあの笑顔だ
どうだ、美味いだろう!
美味くないわけがない!!
それが幸福、幸せってやつだ!!
少なくとも、間違いなく、今日一日
お前は幸福に過ごせたのだ
その7
だれかの役に立つ事
世の中の何かに役立つ事
毎日それをする事
それが仕事ってやつだ
人生の真実は何もむずかしくはない
真実は何事もシンプルで明快だ
毎日やる仕事があるから
毎日誰かに感謝されて
毎日おいしい食事にありつける
これこそが幸福な人生だ
わかったか!!
その8
学校や職場に行こう
仲間がいる
なにやらもめごとが始まったようだ
おまえはすべての人に愛情を持ち
みんな大切な仲間だと思えている
だからこそ自然に勇気がわいてくる
おまえの出番だ
間違ってもしてはならないのが
見てみぬ振りしたり
おろおろしたり
どちらかの肩を持つ事だ
もめごとの事情を双方から聞いて
冷静に森をみて
もつれた糸をほぐすように
仲裁してやるのだ
今日もまたおいしいめしが食えるぞ
その9
すべての人に愛情を持てば
行動範囲がぐっと広がり
やるべき事が5万とあるのだ
退屈している暇などあるわけがない
人生は一会一瞬真剣勝負の連続なのだ
その過程で一生の仕事も
一生の伴侶も見つかるのだ
婚活などするべくもない
そんな颯爽としたやつを
周りが放っておくわけがないだろう
その10
お前がどれだけ不細工だろうが
学歴がなかろうが
そんな事はまるで気にせず
自分を愛し、他人を愛し
毎日の一会一瞬と真剣に向かい合い
一所懸命に生きてみろ
毎日が楽しくて面白くてしかたがなくなるのだ
またそんな奴は誰が見たってかっこいいし
魅力的なのだ
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